植松永次展-土と火

2020年12月12日から2021年の2月まで、兵庫陶芸美術館では植松永次の陶芸展が開催されています。

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植松永次は1949年生まれの陶芸家で、土と火を素材につくり上げる作品は陶器でも彫刻でもない独特なものです。クレイワークの現代芸術家としても有名で、前衛的でありながらその作品の美しさを理解するのに美術史観のようなものは必要ありません。ただモノとして美しく雄大な自然を感じることのできる作品なのです。

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植松永次の作品たち

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「何かを作るとか、表現する事ではなく、土を手に、押したり叩いたりして、手と目で土の表情を感じ、質を確かめる」これは植松自身の言葉です。作品を作るのではなく、土と火と手を使って自然と対話する、自ずと生まれる造形をテーマに活動している陶芸家です。 製陶工場で勤務する傍ら、制作を続けており、確かな製陶の技術を持ちながらそれの固執しない自由な作風が魅力的です。立派な木を見つけた時、美しい川の流れと静かな淀み、そうしたものをみた時に感じる自然の美が彼の作品にはあります。出品数は15点と決して多くはないですが、彼の濃い魂を感じることのできる展示会です。この機会にぜひお立ち寄りください。

陶芸家・横山拓也

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陶芸家である横山拓也さんの作品の魅力についてここでは解説していきます。生活工芸品としての器の制作もしながら、現代アートとしての陶器も制作している作家で、荒々しい土の面影が残る茶碗や、白く凛として美しい陶器などが魅力的です。

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どの空間にも馴染む陶器

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彼の作品の中では特に白い粉引茶碗が有名で、凛とした佇まいの中に土や火、人の手の感触が残る自然的なデザインが特徴的です。そのシンプルなデザイン故にどの空間に置いても馴染むことができ、またあらゆる料理との調和を楽しむことができます。