落合多武は1967年神奈川県生まれ。1990年和光大学卒業後に渡米し、1993年ニュ−ヨーク大学芸術学部大学院修了。現在ニューヨークを拠点に制作活動を行っています。
主な展覧会として、「クリテリオム16 落合多武 “ショッピングバッグ” 」(水戸芸術館、茨城、1995年)、「MOT Annual フィクション?―絵画が開く世界」(東京都現代美術館、東京、2002年)、「Flashback」(Kunstverein Freiburg、フライブルグ、ドイツ、2005年)、「夏への扉―マイクロポップの時代」(水戸芸術館、茨城、2006年)、「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」(原美術館、2009年[ケルン日本文化会館、2009年他多数巡回])、「スパイと失敗とその登場について」(ワタリウム美術館、東京、2010年)、「横浜トリエンナーレ2011:Our Magic Hour」(横浜美術館、その他周辺地域、神奈川)、「輝板膜タペータム」(銀座メゾンエルメス フォーラム、東京、2021年)などがあります。
2016年には『リ、ワイルド』」(アラタニウラノ、東京)にて、映像作家の大木裕之との日本とニューヨーク間でのやりとりによる共作のドローイングや映像、その場で作り上げられた立体、など新しい試みをしました。その時に発表した「灰皿彫刻」は2017年ニューヨークのTeam Galleryでの個展「Tarragon, Like a Cat’s Belly」でも展示され大きな話題になりました。
落合作品は、国立国際美術館、国際交流基金、東京都現代美術館、ドイツ銀行、高橋コレクションに収蔵されています。
個展
2021 | 「輝板膜タペータム」銀座メゾンエルメス フォーラム、東京 |
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2020 | 「M.O.」Soft Opening、ロンドン、イギリス |
2019 | 「ショパン、97分間」てつおのガレージ、日光、栃木 「旅行程、ノン?」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2017 | 「Tarragon, Like a Cat’s Belly」Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ |
2015 | 「Everyone Has Two Places」Team gallery、ニューヨーク、アメリカ |
2012 | 「Meadow Traveler, Madeleine Severin(牧草地の旅行者、マデリーン・セヴェリン)」 小山登美夫ギャラリー 京都、京都 |
2010 | 「スパイと失敗とその登場について」ワタリウム美術館、東京 |
2008 | 「Tiam O'Shian IV」Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ |
2007 | 「引っ掻き血または猫彫刻」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2006 | 「occhialli & libreli」Arndt & Partner、チューリッヒ、スイス |
2005 | Galerie Lisa Ruyter、ウィーン、オーストリア 「tail (exercises in punctuation)」Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ |
2004 | Galeria Francesca Kaufmann、ミラノ、イタリア 「mystery of tail」小山登美夫ギャラリー、東京 「maroon drawing」青井画廊、大阪 |
2001 | 「Installation No.8」Dorothee De Pauw Gallery、ブリュッセル、ベルギー 「august」Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ 「foreskir」Ardnt and Partner、ベルリン、ドイツ |
2000 | 「inavgurazione」Galleria Francesca Kaufmann、ミラノ、イタリア Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ |
1999 | 「Madeleine」小山登美夫ギャラリー、東京 |
1997 | 小山登美夫ギャラリー、東京 Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ |
1996 | Jose Freire Fine Art、ニューヨーク、アメリカ |
1995 | 「クリテリオム16 落合多武 “ショッピングバッグ” 」水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城 |
1993 | Jose Freire Fine Art, Project Room、ニューヨーク、アメリカ Washington 80 Galleries、ニューヨーク、アメリカ |
グループ展
2024 | 「Carla Accardi and Tam Ochiai」Meredith Rosen Gallery、ニューヨーク、アメリカ |
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2023 | 「ねこのほそ道」 豊田市美術館、愛知 |
2022 | 「Wait, where did I leave my keys?」 DREI、ケルン、ドイツ |
2020 | 「コレクション―現代日本の美意識」国立国際美術館、大阪 |
2019 | 「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」東京都現代美術館、東京 |
2018 | 「美術のみかた 自由自在」福岡県立美術館、福岡 「コレクション2:80年代の時代精神から」国立国際美術館、大阪 「troedsson villa mountain school」トレッドソン別邸とその周辺、日光、栃木 「視覚芸術百態:19のテーマによる196の作品」国立国際美術館、大阪 「高橋コレクション 顔と抽象」清春芸術村、北杜、山梨 |
2017 | 「サテライト TV」日光、栃木 「小山登美夫ギャラリーグループ展」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2016 | 「トレッドソン・ヴィラ・マウンテン・スクール 2016」トレッドソン別邸、日光、栃木 「トレッドソン・ヴィラ・マウンテン・スクール 2016」statement、東京 「On Empathy」BRIDGET DONAHUE、ニューヨーク、アメリカ 大木裕之 x 落合多武「リ、ワイルド」アラタニウラノ、東京 |
2015 | 「トレッドソン別邸のため」トレッドソン別邸、日光、栃木 |
2014 | 「小山登美夫ギャラリーグループ展」TOLOT/heuristic SHINONOME、東京 「開館20周年記念 MOTコレクション特別企画 クロニクル1995-」東京都現代美術館、東京 |
2013 | 「常設展」国立国際美術館、大阪 「Wonderful My Art 高橋コレクションの作家たち」河口湖美術館、山梨 「高橋コレクション展 マインドフルネス!」鹿児島県霧島アートの森、姶良郡[札幌芸術の森美術館、北海道 へ巡回] |
2012 | 「Fuyu no Tabi」Shane Campbell Gallery、シカゴ、アメリカ 「足りないOのために『KYTO』」TKG エディションズ 京都、京都 |
2011 | 「MOTコレクション サイレント・ナレーター それぞれのものがたり」東京都現代美術館、東京 「横浜トリエンナーレ 2011、Our Magic Hour」横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫、その他周辺地域、神奈川 |
2009 | 「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」(キュレーション:松井みどり)原美術館、東京[ケルン日本文化会館、ドイツ、2009/日本文化センター、トロント、カナダ、2010/Galeri'a Arnold Belkin : Museo Universitario del Chopo、メキシコシティ、メキシコへ巡回] |
2007 | 「夏への扉―マイクロポップの時代」水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城 |
2006 | 「10周年記念」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2005 | 「Flashback」Kunstverein Freiburg、フライブルグ、ドイツ 「25 Years Deutsche Bank Collection」Deutsche Guggenheim、ベルリン、ドイツ 「Honeymoon with Romeo」Groeflin Maag Galerie、バーゼル、スイス 「Works on Paper」Arndt & Partner、ベルリン、ドイツ |
2004 | 「奈良美智・落合多武・杉戸洋: New Prints」SPACE FORCE、東京 「New Generation Heavenly Creatures」Galerie Thaddaeus Ropas、ザルツブルグ、オーストリア 「The Rose Garden Without Thorns」Galerie Lisa Ruyter、ウィーン、オーストリア 「Repulsion」イリノイ州立大学、ノーマル、アメリカ |
2003 | 「オープニング展」小山登美夫ギャラリー、東京 「Japan: Rising」Palm Beach ICA、マイアミ、アメリカ 「Pop Jack」Denver Museum of Contemporary Art、デンバー、アメリカ |
2002 | 「フィクション? - 絵画がひらく世界」東京都現代美術館、東京 「エモーショナル・サイト」小山登美夫ギャラリー(佐賀町食糧ビル)、東京 |
2001 | 「幸福の場所を探して」ワタリウム美術館、東京 「Jap in a box」Stephen Friedman Gallery、ロンドン、イギリス 「E / Motion Studies」Queens Museum of Art、ニューヨーク、アメリカ 「Superimposition」Caren Golden Fine Art、ニューヨーク、アメリカ |
2000 | 「Dark mirrors from Japan」De Appel、アムステルダム、オランダ オオタファインアーツ、東京 「Portrait」小山登美夫ギャラリー、東京 「Tectonic」La Panaderia、メキシコシティ、メキシコ 「The Nocturnal Dream Show」Pat Hearn Gallery、ニューヨーク、アメリカ Lidmar Hotel、ストックホルム、スヴェーデン |
1999 | 「Tam Ochiai / Steven Parrino」Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ 「VOCA '99」上野の森美術館、東京 「The Bastard Kids of Drella, Part 9」Le Consortium、ディジョン、フランス 「ソープ」GALLERY ZERO、大阪 「On Paper」Stalke Gallery、コペンハーゲン、デンマーク 「スパイラルTV」スパイラルガーデン、東京 |
1998 | 「Remix」Team Gallery、ニューヨーク、アメリカ 「Sassy Nugetts」A-1 Artspace、ノックスビル、アメリカ |
1997 | 「Gallery Artists」小山登美夫ギャラリー、東京 |
1996 | 「Benefit」White Colums、ニューヨーク、アメリカ |
1995 | 「M & M」Jose Freire Fine Art、ニューヨーク、アメリカ |
1994 | 「For Collections」New Jersey Center for Visual Arts、サミット、アメリカ |
パブリックコレクション
国際交流基金
国立国際美術館、大阪
高橋龍太郎コレクション
東京都現代美術館、東京
ドイツ銀行
出版物
『Itinerary, non?』onestar press 2014 著者:落合多武(Download PDF)
『Meadow Traveler』小山登美夫ギャラリー 2012 著者:落合多武
『Building / Light / Cat』onestar press 2010 著者:落合多武
『architecture sculpture & something』onestar press 2010 著者:落合多武(Download PDF)
『しっぽの話』リトル・モア 2004 著者:落合多武